全身の見える鏡の前に横向きに立って
姿勢を正してみてください。
腰がそってはいませんか？
反り腰は、太めの方とか
妊婦さんに多く見られますが
腰をそらす癖があるということに
本人が気づいていないケースも多いです。
身体を支えて姿勢を正す主な筋肉は
背骨を支える筋肉だったり
太ももやふくらはぎの裏側の筋肉など
からだの後ろ側にある筋肉です。
これらの筋肉が衰えていたり
うまく使えていなかったりすると
体が支えられなくなって
前に傾いてしまいます。
体は前に倒れないようにするために
腰のあたりで反る姿勢になります。
これが「反り腰」です。
この姿勢が続くとどうなるか。
自然とおなかの筋肉が引っ張られ
腰の筋肉は縮みっぱなし。
すると、背中や腰に負担がかかってきます。
だから、腰痛になるんですね。
反り腰になる原因は
いろいろあります。
①筋力の低下
加齢や運動不足で筋肉
特にお腹周りの筋肉が衰えると
身体が前に傾いてきます。
足を上げる太ももの前の筋肉が
硬くなることでも
身体は前に傾きやすくなります。
②体型の変化
前述のように
妊娠や太っておなかが出ることも、
重心が前に傾くため、
反り腰の原因となります。
おなかの重みを支えて立とうとすると、
無意識に腰を反らせた姿勢をとる癖が
つきやすくなります。
③ヒールの高い靴
ヒールの高い靴を履いた時の姿勢を
想像してみてください。
ヒールを履いて歩くのと
体が前に倒れるような形になりますよね。
だから、倒れないようにするため
腰のあたりから体をおこすと
腰がそった姿勢になります。
④デスクワーク・運転
イスに座って
目の前の仕事やハンドルに集中すると
からだが前のめりになります。
この時も倒れないように
姿勢を正そうとするので
長時間続けると背骨に負担がきます。
そんな反り腰の方がやりがちで
腰痛をひきおこしている原因で
ありがちなのが腰をそらすストレッチ。
ここでちょっと想像してみてください。
いつも腰がそっていて 腰が痛い人が
さらに腰をそらすストレッチをすると・・・
そうです。
さらに腰に負担をかけるので
ますます腰が痛くなってしまいます。
よくよく考えればわかることなのですが
そもそも 自分がふだん
そり腰になっているのに気づかなければ
腰をそることがよくないと
思わないですよね。
自分が反り腰かどうかチェックするには
立ってやる方法と仰向けになる方法がありますが
ここでは仰向けの方法を説明します。
床やカーペットの上など
沈みこまないところで仰向けに寝ます。
両手は体の横に沿わせたところにおきます。
このときの床と腰の隙間を確認します。
そこに手が入る程度なら問題ありません。
入れた手の上に隙間がある場合は、
あなたは反り腰です。
ひざを伸ばして仰向けになると腰が痛く、
ひざを立てると痛みがやわらぐ場合も、
反り腰である可能性が高いです。
こういったチェックは
自分からはなかなかしないですよね。
整体を受けることのメリットのひとつに
「自分のふだんの癖に気づくことができる」
というのがあります。
自分にどんな癖があって
それが体にどんな負担をかけていて
どういう状態になっているのか。
それがわかれば、
ふとしたときに
あ、またやってるから気をつけよう！ とか
この運動やっておこう とか
自分で予防することができます。
テレビやネットなどでも
いろいろな運動が紹介されますが
その運動があなたにあっているとは
言い切れません。
現に、きたの整体には
レビで見た運動をして
かえって痛みがでたという方もいらっしゃいます。
まずは 自分の癖や 体の状態を知ることが
健康な状態をつくることにつながります。
私の体の癖って どうなんだろう・・・と思ったら
きたの整体指圧院 に ご相談ください。
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改善するお手伝いをしています。
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