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産後の不調は骨盤だけじゃない!? 育児で痛めがちなのは・・・

産後の骨盤矯正
投稿日: 2024年01月09日 | 最終更新日: 2024年08月03日
柔道整復師・鳥屋部昌子
鳥屋部 昌子(とやべ まさこ)

厚生労働省認可の国家資格である柔道整復師の資格を持つ体のプロフェッショナル。10~20代の頃に出会った股関節の痛みの改善の経験から整体に興味を持ち整体の世界に飛び込む。『本来の体の状態に戻す』をモットーに自然治癒力を引き出す整体が得意。

産後は骨盤調整した方がいいですよ。というのはよく耳にしていると思います。出産で骨盤がゆるくなるから股関節や腰回りが不調を起こすのもなんとなく想像できるかと思います。産後の不調というと腰痛や骨盤矯正に目が行きがちですが、実はそればかりではないというのはご存知ですか?

 

妊娠から起こる姿勢の変化

お腹に赤ちゃんが入ってだんだん大きくなってくる段階で、まずは姿勢が変わってきます。そうです!お腹を突き出した姿勢になりますよね。すると、背骨がそった形になるのでそれを支えるために上半身は前へ。背中がまるくなり、その結果膝も曲がってしまうことになります。

そう、妊娠中の姿勢の変化でも、いろいろなところに不調がでてしまいます。

妊娠姿勢

 

では、赤ちゃんを産んだら普段の姿勢はどうなるでしょう?

まず、妊娠中の姿勢でできた癖はすぐにぬけるというものではありません。赤ちゃんを抱っこすることも多いのでお腹を突き出して体を支えるというのは実は変わらないのです。ですから、この姿勢によって反り腰になって腰を痛めるだけでなく、膝を曲げて歩く癖がついていたりその状態で立ったり座ったりも増えるので膝も痛めがちです。

まるくなってしまった背中も意識しないでいると、ますます状態が悪くなります。赤ちゃんをあやしたりするなどで下を向くことも多くなるので首や肩がいたくなったりといろいろな不調がでてきがちです。

 

育児で痛めやすいところとは

もうひとつありがちなのが、手首の負担です。

特に赤ちゃんの首がすわるまでは、手で赤ちゃんの頭を支えることが必要です。赤ちゃんの頭といっても結構重さがありますし、生まれたばかりで不安定な赤ちゃんをしっかり支えるには無意識に力が入りますので、かなり負担がかかってきます。

赤ちゃん抱っこ

 

赤ちゃんを片手で抱きながら、何かすることも増えてきます。ですから、腕が張ったり、手首や親指の関節を痛めるケースが多く見られます。

 

出産で体力や筋力がしっかり回復していないうちに、無理な姿勢をとったりいろいろな作業をするのはさらによくないことです。子育てに必死になっていると、何が問題なくて、どんなことをすると体に負担がくるのか自分ではなかなかわかりませんよね。

 

だからこそ、産後の早いうちにしっかりとケアをしておくことが、その後の回復を早めることにつながります。

 

まずは、今の体の状態がどうなのかチェックしてみてはいかがでしょう?

きたの整体の産後の骨盤矯正はこちら

 

育児ではどうしても避けられないこともありますが、もっと体に負担をかけずに済む方法もあります。きたの整体がお手伝いします!