✓朝起きたとき、腰が痛くて立ち上がれない
✓腰が痛くて長時間座れない
✓立ち上がるとき、座るとき腰が痛い
✓重いものを持つと腰が痛む
✓長時間歩く腰が痛くなる
✓ぎっくり腰をしてから腰痛が怖い
腰痛は、きたの整骨院にご来院されるお客様のお悩みで多いもののひとつです。
ぎっくり腰のようにある日突然痛くなって駆け込まれる方もいらっしゃいますが、日常的に腰痛を抱えていらっしゃる方も少なくありません。
腰痛には様々な原因があり、大きく分けると
①骨、筋肉、椎間板に関連するもの
②内臓・消化器・生殖器などに関連するもの
③心因性(ストレス等)によるもの
といったことがあります。
きたの整骨院に来院されるお客様の多くが①ですが、②③が原因であると考えられる場合もあり、必要に応じて病院での検査をお勧めしている場合もあります。
原因①の腰痛が起こる理由としては
・使い過ぎ
・長時間の同一姿勢
・不自然な姿勢での作業
などが考えられます。
腰部に痛みがでてきやすいのは、人間のからだのつくりをイメージしていただけるとわかりやすいです。
腰は人間のからだの中央にあり、上半身は体重の約7割を占めています。一番上にある頭の重さは体重の約10%、5~10kgです。これらが前後左右で常にバランスのいい位置にあれば問題ないですが、そうはいきません。ですから一度バランスを崩してしまうとそれを支える腰に負担がかかってしまい、腰周辺に痛みがでてきます。
腰痛がでているということは、要するに体のバランスが悪くなっているということです。
つまり、身体のどこかに負担がかかり続けている状態です。安静にすることで体の負担が少なくなり落ち着くこともありますが、そうでなければますます負担が大きくなり、痛みもひどくなることが考えられます。
腰の痛みをかかえていると、身体を支えるのが辛くなるということです。
とはいえ、日常生活を送っていくためには身体を支え続けなければなりません。
となると日常生活に常に痛みを感じることになるので
・様々な動作に苦痛を感じるようになる
・身体を動かすのがおっくうになる
・痛みでぐっすり眠れなくなる
・動かないので体重が増加する
といったことにつながると考えられます。
結果、日常生活を送るにしろ仕事をするにしろいろいろな面で支障がおこるため、早めに対処することが必要です。
では、腰痛になったらどうしたらよいでしょうか?
①薬を飲む
②湿布を貼る
③温める
④マッサージをする
⑤ストレッチをする
といったことが考えられます。
どれも正しくもあり間違ってもいます。つまり、状況によってはよくも悪くもなってしまうということなので、注意が必要です。
いわゆる痛み止めは、痛みを抑えるのにとても効果があります。
ただ、注意していただきたいのはあくまで痛みの信号をとめているだけ。痛みが治まったからと言って無理をされ、薬の効用が切れたときにさらに悪化してしまうというケースもよくあるので注意が必要です。
炎症を抑えたり痛みを和らげる効用のある湿布は、腰痛には効果的です。
ただ、長時間貼り続けたり汗をかいたりするとかぶれるケースもあります。ですので使い方に注意が必要です。
筋肉が硬くなって起きている腰痛には、お風呂に入って温めるのはとても効果的です。
ただ、ぎっくり腰のような急性の腰痛は温めるとかえって炎症が広がって悪化してしまいます。ですので、急性の腰痛になった際は絶対に温めず、しっかり冷やしてください。
腰が疲れたときのマッサージはとても気持ちのいいものです。
ただ、③と同様に急性の腰痛の場合はマッサージをすると炎症が広がって悪化してしまいます。また、強いマッサージは筋肉の繊維を壊してしまい、筋肉を傷つけてしまうこともあるので注意しましょう。
筋肉が固まることによっておこる腰痛には、ストレッチは効果的です。
ただし、③④と同様に急性の腰痛の場合は筋肉をいためてしまい腰痛を悪化させるので注意しましょう。
きたの整骨院で施術する際は、その腰痛がいつどのようにおこった腰痛なのかを最初に確認します。腰痛になった時期や原因・現在の症状によって対応の仕方がかわってくるからです。
腰痛施術で大事なのは、身体全体のバランスです。
『腰痛の原因』のところでも説明しましたが、腰痛は体のバランスが崩れることでおこってきます。バランスが崩れると筋肉も硬くなっているところと伸びきっているところなどでてきているので、硬くなっている筋肉を柔らかくし、骨格を整えていきます。
バランスを整えて骨格が整ってきても、その状態をキープしなければまた痛みがでてきてしまいます。ですから、日常生活でバランスの崩れ内容な姿勢や、整えた骨格を支える筋力のつけかたもアドバイスします。
とはいえ、バランスの崩れにくい姿勢を常に保ち続けたり、身体を鍛え続けるということは簡単なことではありません。
ですから、きたの整骨院にて定期的にメンテナンスをしてリセットをかけながら、腰痛のおこりづらい状態を保ち続けることをお勧めしています。
腰痛でよくある症状① ぎっくり腰
『ぎっくり腰』は病名や診断名でなく、急に起こった強い腰の痛みを示す名称です。
何かを持ち上げようとしたり、腰を捻じったりしたとたん痛くなることもありますが、ちょっとした動作でおこることもあります。
痛みの原因は、腰の関節や軟骨・筋肉やじん帯などに一気に力がかかったことで組織を痛めてしまったことが考えられます。
発生してしばらくは強い痛みがおこるので、患部を固定して安静にすること、とにかく冷やして炎症を抑えることが必要です。コルセットがあれば使うことをお勧めします。
痛みが少し落ち着いてきたら、徐々に体を動かしたり患部以外の筋肉をやわらげていくことも大事です。
ぎっくり腰は対処法をまちがってしまうと治るのに時間がかかりますので、ぎっくり腰になったらすぐにきたの整骨院にご相談ください。
腰痛でよくある症状② 腰椎椎間板ヘルニア 詳細はこちら
『腰椎椎間板ヘルニア』の症状は、腰やお尻周りに痛み、お尻から太ももふくらはぎにかけてのしびれや痛みです。
椎間板は腰の背骨にかかる衝撃を緩和するクッションの役目がありますが、加齢や姿勢によって編成し、この内容物が押し出されて神経にあたることで痛みにつながります。
検査はレントゲン、CT、MRI、整形学検査法など様々あります。
病院では消炎鎮痛剤やコルセットによって痛みを和らげる処置がとられることが多いです。
きたの整骨院では、痛みを直接抑えるというよりは、正しい姿勢がとれるように体のバランスを整え、痛い部分に負担がなるべくかからないようにすることで痛みを抑えるという考え方で施術しています。
腰痛でよくある症状③ 腰部脊柱管狭窄症
『腰部脊柱管狭窄症』は、腰椎の神経の通り道(脊柱管)が狭くなることで神経が圧迫されている状態です。
下肢の痛みやしびれ、麻痺がおこります。
腰部脊柱管狭窄症状は特に立つ・歩くことによって悪化するので、長時間歩くことができず休むと痛みが和らぐといった状態を繰り返す間欠跛行(かんけつはこう)が特徴です。
脊柱管狭窄症は、薬やブロック注射、手術などの治療が一般的です。
きたの整骨院では、腰椎椎間板ヘルニアと同様に、正しい姿勢がとれるように体のバランスを整え、痛い部分に負担がなるべくかからないようにすることで痛みを抑えるという考え方で施術しています。
場所以外にも、痛みやしびれが発生するということも引き起こします。
腰痛関連でよく症状④ 内臓から響く腰の痛み
腰痛は筋肉や関節が関係するものと思われがちですが、内臓に疾患のある場合にも腰痛は起こります。特に姿勢とは関係なく痛みが続く場合や、安静にしていても激しく痛む場合、数ヶ月かけて徐々に痛みが増していく場合などには内臓に関わる病気のサインだったりするかもしれないので、早期の検査が必要な場合があります。
また、微熱を伴ったり体重減少が見られる場合も、何等かの疾患を伴うことがあります。
疾患の種類としては泌尿器(尿路結石、腎盂腎炎)、婦人科系(子宮内膜症、子宮筋腫)、消化器(胃・十二指腸潰瘍、慢性膵炎)、循環器(心筋梗塞、大動脈瘤)などここに挙げたもの意外にもたくさんあり、範囲も多岐に渡ります。
腰痛関連でよくある症状⑤ 朝起きがけの腰痛
就寝中は起床時に比べて、身体を動かすことが少なくなります。筋肉は動かさないと硬くなってしまうので、同じ姿勢で眠る時間が長いと、朝起きようと体を動かした時に痛くなります。
子どもは寝相が悪いイメージがありますが、寝返りをたくさんして体を動かしているので腰痛にはなりにくいです。
腰痛の際は、楽な姿勢で寝るのが一番です。上向きで寝る際は膝の裏にクッションを置いて足を曲げて寝る、横向きで寝る際は枕を少し高めにし、足の間にクッションを置いて寝るのをお勧めします。