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坐骨神経痛坐骨神経痛

こんな悩みありませんか?

✓痛みや痺れで眠れない

✓仰向けになって休むことができない

✓しゃがんだり立ったりするのが痛くて辛い

✓体をかがめると痛みが強くなる

✓座り続けるとお尻が痛くなり、長く座っていられない

✓長く立っているとお尻や足先にしびれや痛みがでる

✓動くと痛いので、何をするのもおっくうになる

 

坐骨神経痛とは?

坐骨神経痛とは、腰から足までつながっている身体の中で最も太くて長い神経の束である坐骨神経が、圧迫などによって痛みやしびれを感じる症状の総称です。

坐骨神経

 

症状としては、坐骨神経がとおっているお尻から足の先にかけてしびれるような麻痺や痛み、電気が走るような痛みなどです。しめつけ感や灼熱感、冷感を感じることもあります。

 

痛みが出る部位は、痛みの原因により変わるのでお尻、太もも、ふくらはぎ、すね、膝裏、足先など個人差が大きく、片足に出ることが多いですが、両足のケースもあります。症状が重くなってくると、歩けなくなる、立てなくなる、座れない、便ができないなどの症状につながることもあります。

 

 

坐骨神経痛の原因は?

坐骨神経痛は、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱間狭窄症、梨状筋症候群など腰部の疾患から引き起こされることが多いです。

 

腰部椎間板ヘルニアは20代が最も多く、3040代、10代でも起こり、椎間板がつぶれて飛び出すことで腰椎の神経を圧迫して痛みがでます。痛みの特徴は前かがみになると痛みが出やすく、あぐらや横座り、中腰や猫背の作業で痛みが強くなります。

椎間板ヘルニア

腰部脊柱管狭窄症は50歳以上の中高年に多く、加齢によって脊柱管が狭くなることで腰椎から出る神経が棘突起や筋肉によって圧迫されることにより起こります。痛みの特徴は体を後ろに反らせるとさらに痛みがつよくなるため、腰を捻ったり背筋を伸ばすと痛みが強くなります。

脊柱管狭窄症

梨状筋症候群は、梨状筋(お尻)まわりの坐骨神経が圧迫されることで痛みがでます。加齢により筋肉が衰えるケースの他、スポーツや交通事故、アルコールなどの中毒性疾患や糖尿病、骨盤内のがん、脊椎・脊髄のがんといったことがその原因としてあげられます。

 

 

坐骨神経痛を放っておくとどうなるのか

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、変形性腰椎症、腰椎分離症など、坐骨神経を引き起こす原因に適切な治療を行わずに放置すると、腰や脚の痛み・しびれが次第に強くなります。さらに悪化すると、歩行困難、間欠破行、便秘などの排便障害、尿漏れをはじめとした排尿障害など生活に支障を来たすことにつながります。

 

また、坐骨神経痛の原因が腫瘍であった場合は、病気がどんどん進行してしまうことになりますので、「坐骨神経痛だから放っておいてもいいだろう」と自己判断することはとても危険です。数日しても改善しない場合は、医療機関を受診してください。

 

 

坐骨神経痛の対処法

坐骨神経痛は、軽症である場合は日常生活の姿勢や習慣を見直すことで症状を軽減させたり悪化を防ぐことができます。普段から腰に負担をかけないようにし、血流を保つために身体を冷やさないことも大切です。具体的には

✓長時間同じ姿勢にならないように注意する

✓体重が均等にかかるように座る、立つ

✓中腰にならない

✓重いものをできるだけ持たないようにする

✓背筋や腹筋をトレーニングする

✓肥満にならないようにする

✓毎日軽い運動習慣を身につける

といったことが大切です。

 

ただし、これらはあくまで軽症の場合で、強い痛みで日常生活に大きな影響を及ぼすような状態であれば、自己判断せずに必ず医療機関を受診して検査や治療を受けましょう。

 

坐骨神経痛の治療法には「保存療法」と「手術療法」がありますが、ここでは「保存療法」をご紹介します。

 

物理療法

・温熱療法

・低周波電気療法

・赤外線やマイクロ波による治療

・骨盤牽引

 

温熱、超音波、低周波、電気などの物理的刺激で症状を軽減し、組織の回復を促します。骨盤牽引は、患部を引っ張る事で椎間板にかかる圧力を弱め、痛みを改善する方法です。

 

運動療法

運動を行うこと(筋力トレーニング、ストレッチなど)により、筋肉の緊張を和らげ血行を良くし、痛みの改善を促します。

下肢に筋力をつけていくことで、腰椎への負担を減らします。

 

装具療法

コルセットなどで腰椎を支え、安定させる事で痛みを和らげます。

腹圧をあげ腰椎を固定し、良い姿勢を保つことで神経への負荷を減らして痛みを軽減させる効果があるのですが、長期間使用すると筋力が低下してしまうおそれがあるので、長期の使用は避けます(1ヶ月程度を目安)。

 

薬物療法

薬を使って痛みを和らげる治療法で、根本原因を取り除く事はできませんが、痛みが和らぐ事で気持ちが前向きになったり、活動的になれる事から、筋肉の低下を防ぐ事が期待できます。

 

ブロック療法

局所麻酔や抗炎症剤を、神経の周りや神経へ直接注入する治療法。

痛みの伝達物質を一時的に遮断する事で強い痛みが緩和させ、自律神経の緊張も和らげることで、血行を促進し、体内で作られた痛み物質の排出を促します。

 

医療機関等で保存療法をうけるのと並行して、先にあげた日常生活の姿勢や習慣を見直すことを併用することが望ましいですが、症状によってその内容もかわるので、療法を受ける際にその先生とセルフメンテナンスの内容は相談してください。

 

 

きたの整骨院の坐骨神経痛の施術

坐骨神経痛は様々な原因があるため、当院ではそのお客様の状態にあわせて施術を行います。

 

まずは痛みの原因が何からおきているのか、坐骨神経のどこに負担がかかっているのかを探ります。お話をお伺いしながら検査を行って原因をさぐり、筋肉のバランスを調整しながら坐骨神経への負担を軽くしていきます。

坐骨神経痛の場合、ふだんから痛みを避けるためにとっている姿勢によって起こっている症状もありますので、そこも考慮した上で体のバランスを整えていきます。

 

坐骨神経痛は、姿勢を戻してもそれを維持する筋力が無ければすぐに元に戻ってしまいます。ですので、定期的なメンテナンスをしつつ、お客様にあったセルフメンテナンスをご提案していき、状態をよくしていくことを目指します。