交通事故にあったとき、何をしたらいいのか知っておくと便利です。
厚生労働省認可の国家資格である柔道整復師の資格を持つ体のプロフェッショナル。10~20代の頃に出会った股関節の痛みの改善の経験から整体に興味を持ち整体の世界に飛び込む。『本来の体の状態に戻す』をモットーに自然治癒力を引き出す整体が得意。
交通事故は一生のうちに何度も会うものではないと思うので、実際何をしたらいいのかわからないという方も多いかと思います。いざ事故にあった時に行動できるように、知っておくと便利です。
事故にあったらするべきこと
1 警察に届ける
2 相手を確認する
3 目撃者を確保する
4 現場情報を記録する
5 医師の診断を受ける
6 保険会社に連絡する
7 けがや不調をしっかり治す
警察に届ける
事故直後は必ずその場で警察に連絡し、交通事故の届け出をしましょう。
警察に届けがしてないと、自賠責保険が適用されません。
特にけがをしている場合は、「人身事故扱い」で届をすることが大切です。
「交通事故証明書」は、自賠責保険の請求に必要となりますので、必ず交付を受けましょう。
相手を確認する
相手の情報を確認しましょう
・加害者の名前・住所・電話番号
・加害者が加入している自賠責保険・任意保険の会社名・連絡先
・加害車両の登録ナンバー
・加害者の勤務先と雇用主の住所・名前・連絡先
※仕事中に交通事故をおこした場合は、雇用主も事故の責任を負います。
未成年者が交通事故をおこした場合は、親権者も事故の責任を負います。
目撃者を確保する
通行人や近所の人など、交通事故の目撃者がいた場合は、名前・連絡先を聞いておきましょう。
必要ならば後日承認になってもらえるよう頼んでおきましょう。
※事故の状況によっては、目撃者の証言が重要になることもあります。
現場状況を記録する
事故状況を写真でとるなど、記録をとっておきましょう。
車の位置、ナンバー、キズ、その他破損物など記録に残すことが大切です。
※事故の示談交渉は交通事故がおこってからかなりたった後に行われることから、当事者の主張が食い違うことも多々あります。その際に勘違いや失念を防ぐためにも記録は大切です。
医師の診断を受ける
交通事故にあったら、速やかに医師の診断をうけましょう。
事故直後は痛みがなくても、時間の経過とともに痛みがでてきたり、不調がおこることも多々あります。
初回の診断箇所以外に痛くなったところがあれば、再度受診して診断をうける必要があります。
※事故後速やかに受信しないと、交通事故との因果関係が認められず、痛み・不調がでても治療ができなくなることもあります。
保険会社に連絡する
自分の加入している保険会社に連絡をしましょう。
自分が被害者であったとしても、自分の保険で対応できるものもありますので、あわせて確認をしておきましょう。(お見舞金、弁護士特約など)
けがや不調をしっかり治す
病院の処置(薬や湿布の処方・コルセットの処方など)ではおさまりづらい痛みもあります。
そういう時は、整骨院での施術をうけることをおすすめします。
整骨院は病院と比べ、一般的に待ち時間が短く、手技などのリハビリが充実しているため、通いやすく早期回復につながりやすくなります。
参考: 『交通事故被害者のために』 一般社団法人 日本損害保険協会