✓なんとなく調子が悪く、疲れやすい
✓めまいやふらつきがある
✓動悸・息切れがする
✓手足が冷える
✓のぼせがある
✓食欲がない
✓便秘や下痢が続く
✓生理が不順
✓肩こりがひどい
✓頻尿・残尿感がある
✓やる気がでない
✓よく眠れない、すっきり起きれない
自律神経は身体が自律的に働く神経で、私たちの意思とは関係なく、呼吸や体温、血圧、心拍、消化、代謝、排尿・排便など、生きていく上で欠かせない生命活動を維持するために24時間365日、休むことなく働き続けています。
自律神経は全身にくまなく張り巡らされていますが、中枢となるのは脳内の間脳に視床下部という組織(中枢神経)にあります。ここでは自律神経系、内分泌系、免疫系などのシステムが互いに影響しあい、生命維持に必要な機能を調節して私たちの体調をコントロールしています。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、交感神経は「アクセル」、副交感神経は「ブレーキ」の役割を果たしており、交感神経は活動するとき、副交感神経はリラックスするときに働きます。この互いに相反する2種類の自律神経が協力して働き、全体のバランスを取ることで、心身の健康が保たれています。
交感神経と副交感神経の働きは1日の中でリズムがあり、時間帯によって変化しているのも特徴です。仕事や学校などで活動する日中は交感神経が優位になり、休息や睡眠に向かう夜は副交感神経が優位になります。
昼間はしっかりと動いて、夜になると自然と眠くなり、翌朝はまた活動に向けて体が動き出すというのが、自律神経の規則正しいリズムです。
自律神経が乱れる原因はいろいろあります。
✓生活リズムの乱れ
✓ストレス
✓不安・悲しみ・心の傷
✓ホルモンの乱れ
✓天候の乱れ
私たちの体は心と密接な関係をしているので、自律神経の乱れは体にも心にも影響してきます。
自律神経の正しいリズムが崩れると、徐々に体は不調を起こし始めます。
夜更かしをしたり朝寝坊をしたりすると、本来休むべき時間に副交感神経が働かなくなって眠れなくなったり、活動したいときに交感神経がはたらかなくなって体がだるくなったりやる気がでなかったりしてきます。
また、過度にストレスをかかえてしまうと、身体がいつも緊張状態になって、イライラしたり夜に眠れなくなったり胃腸の調子が悪くなったりします。
現代社会は交感神経の働きが大きくなり過ぎる(優位になる)傾向にあり、そうなると血管が収縮して血流が低下します。交感神経が過度に働くような毎日を送っていると血流の悪い状態が続き、肩こりや頭痛、手足の冷え、肌あれなど、いろいろな不調を招くことにつながります。
自律神経のバランスを整えるには、まずは規則正しい生活とストレスの解消が効果的です。
三食食べる
夜遅い食事をとらない
バランスよく食べる
食べ過ぎない
早寝早起きを心がける
部屋の電気を消して寝る
寝る前にスマホ・パソコンは見ない
朝起きたら日光を浴びる
寝る前にアルコールは控える
午後のカフェインは控える
深呼吸で酸素をしっかり吸う
ラジオ体操などの全身を軽くしっかり動かす運動を
お風呂は湯船に入って体を温める
ストレスの発散・解消は、自分にあった方法をみつけることが大切です。
✓音楽をきく
✓体を動かす
✓だれかと会話する
✓買い物をする
✓マッサージを受ける
など、自分がリラックスできる方法を探しましょう。
きたの整骨院では、「体を緩める」ことで副交感神経を働かせます。
現代人は交感神経が優位になっていることが多く、無意識のうちに身体をこわばらせ力が入っている状態になっています。
「力を抜いてください」といっても自らの意思で力を抜くことができない人も少なくありません。
まずは全体のバランスを整えながら、身体をほぐしていきます。自律神経のバランスがくずれている人は、首肩がガチガチになって脳圧が高まっていることが多いため、脳圧を下げて脳をリラックスモードに導くようにしています。