『卵の質』をあげるために、まずやるべきこと
厚生労働省認可の国家資格である柔道整復師の資格を持つ体のプロフェッショナル。10~20代の頃に出会った股関節の痛みの改善の経験から整体に興味を持ち整体の世界に飛び込む。『本来の体の状態に戻す』をモットーに自然治癒力を引き出す整体が得意。
・卵子がなかなか育たない
・着床したのに、赤ちゃんが育たなかった
・そもそも排卵がない
このような状態のときまずすべきなのは、『卵の質』をあげることです。
これは、自然妊娠を望むときはもちろん、体外受精を成功させるにもとても大切です。
植物がスカスカな種からは芽がでないのと同様に、赤ちゃんの種である卵子(精子)がしっかり栄養をもっていないと、そこから成長することができません。
『卵子の質』が妊娠を左右する
卵の質をあげることは、自然妊娠を望む方はもちろん、体外受精をするときでも大切です。体外受精は、精子と卵子を出会わせることはできますが、そこから先分割するには卵子が自身のエネルギーを使います。ですから、卵子が十分な栄養を蓄えていないと妊娠どころか分割ができなくなってしまいます。
つまり、赤ちゃんを迎えるにはまずは卵子をしっかり育てるということが重要です。
『卵の質』を上げるためにまず取り組むべきこと
卵の質には、いろいろな条件が関わってきます。
中でもまず取り組んでほしいのが『睡眠の質』をあげることです。自律神経を安定させることが『卵の質』に大きく関係します。
卵子の成長を助けるには、ホルモンの働きが重要です。そのホルモンが働くのが睡眠時。ですから睡眠は妊娠にとってとても大切です。
妊娠を望むのであれば、まずは意識すればすぐにでも行動できるここから取り組んでみましょう。
①早く寝ること
②寝る前に電子機器から離れること
③朝、陽の光を浴びるこ
仕事が遅くまであって~
夜はスマホをみながらのんびりくつろぎたい
朝は1分でも長くねていたい
そんな声が聞こえてきそうですが、それと妊娠することとあなたにとって大事なのはどちらでしょうか?
これらはやろうとすればできることですので、そこは自分で考えてみてください。
睡眠には、脳の働きを休めて細胞を修復したり成長を促したりするという大事な役割があるのでしっかりとっておくことが必要です。睡眠の質は妊活にとってとても重要なことなので、本気で取り組んでみてください。
早く寝ること
寝ることで、成長ホルモンが分泌されて卵を成長させます。睡眠のゴールデンタイムは22時~2時といわれているので、まずは早めの就寝を心がけましょう。しっかり休むことで自律神経の働きもよくなるので酸化ストレスの軽減も期待できます。夜は目がさえてるしなかなか眠れない・・・という方も、まずは早めに床についてみるところから始めましょう。習慣を変えるって行動しないとできないですよ!
寝る前に電子機器から離れること
まずは、寝室に電子機器を持ち込まないようにしましょう。
電磁波は目に見えないのであまり意識することがないですが、実は脳に影響を与えます。スマホを目覚まし代わりに使っているならそれは時計に変えましょう。寝る直前のスマホやパソコンも脳を興奮状態にするので寝ている間の脳が休めません。寝る前1時間は触らないことにしませんか?おススメは、ゆっくり夫婦で話をする時間にあてること。今日あったこととか子どもができたらどんなことがしたいか話してみましょう
朝、陽の光をあびること
朝、陽の光を浴びると、脳にある体内時計の針が進んで、体内時計がリセットされます。これによってメラトニンの分泌がとまりまた夜になるとメラトニンが再び分泌されるというサイクルが整います。
毎日のことなのでたいへんと思うか当たり前と思うかで、行動も効果も変わります。生活習慣をかえることは日々の健康にもつながり赤ちゃんを迎えやすい環境づくりにもなります!
自律神経については、こちらのブログでも説明しています。
ぜひまずは行動するところから始めてください!