妊娠できる条件はいろいろありますが、その基準ははっきりとした数値で表されるものではありません。
学校のテストのように〇点をとれば合格とか、ゲームのようにここをクリアすれば次に行けるとか、そういった明らかなものがあれば楽なのですが、そうもいきません。
でも、その不確かな『妊娠』確実なものにするためには、まずは土台である「お母さんのからだづくり」がとても大事です。
妊娠はゴールではない?
妊娠はゴールではなく、ひとつの通過点です。
『妊娠しました!』という嬉しい声をきいたあと、流産の報告を受けることも多々あります。せっかく妊娠できたのに、嬉しさより辛さが勝ってしまいます。
また、せっかく出産したのに、子どもが病気がちだったり、アレルギーや障害を抱えていたりしてはその後がたいへんになってしまいます。
目先の妊娠だけでなく、出産・育児の過程を健康的に過ごせるように、土台であるお母さんの体づくりに目を向けてください。
身体づくりで注目すべきは自律神経の乱れと骨盤のゆがみ
身体づくりに大切なことは多々ありますが、整体の観点からいくと『自律神経』と『骨盤』に目をむけてほしいところです。
このふたつは一見関係なさそうにも見えるかもしれませんが、実は深い関係があります。
自律神経というのは交感神経と副交感神経から構成されていて、身体のあらゆる機能をコントロールしています。ですから、このバランスが崩れると生殖機能にも悪い影響を及ぼし、ホルモンバランスが崩れてきます。
妊娠・出産に関わる卵巣や子宮などの生殖器は骨盤の中にあり、上半身の一番下のあたりに位置しています。ですので、骨盤のゆがみがあると圧迫されたり捻じれたりして働きが悪くなります。子宮や卵巣の働きが悪くなるということは、妊娠しづらいということにつながります。
また、骨盤がゆがんでいるということは体全体もゆがんでいるといえます。そうなると、脳からの神経伝達も正常に行われづらくなります。つまり、骨盤のゆがみからも自律神経の乱れがおこってきます。
ですから、妊娠の土台を作るためには自律神経と骨盤のゆがみはどちらもセットで対策を考える方が効果的といえます。
婦人科で『特に問題がない』診断されたら、別アプローチも!
当院にも、『婦人科にも通っているけどなかなか子どもができない』と来院される方は多くいらっしゃいます。
そういった方は、身体の状態を確認すると何らかの不調があります。
当院の子宝整体は、自律神経の乱れを整え、骨盤を中心とした体のバランスを整えるということを踏まえた施術をします。そうすることで、生殖器の働きを促します。
不妊に悩む方は年々増えてきています。
その理由はいろいろ考えられます。
生活習慣だったり、食べ物だったり、環境だったり。
本来人間は、生殖機能をもっています。それが壊れているわけでなく、働きづらくなっているのが現代人の特徴のひとつです。
まずはそこからアプローチしてみませんか?
子宝整体の考え方はからだ全体を整えるということがキホンなので、病院での治療や他の療法と合わせても全く問題はありません。副作用も痛みもありませんし何より元気になれます!
身体の状態を整えて元気な赤ちゃんを迎えましょう!
きたの整骨院の子宝整体についてはこちら
「雨が降ると古傷が痛む」というのを聞いたことがありますか?
大きなけがをした人は、雨の日になると以前痛めたところがうずいたりすることがあります。交通事故に遭われた方も同様に、雨の日は痛みや頭痛が酷くなって辛いとおっしゃる方も少なくありません。
気圧の影響が、症状に表れる!?
ケガだけでなく、雨の日になると偏頭痛がでてくるという方もいらっしゃいますよね。
交通事故による不調は、古傷が痛む方や偏頭痛が起こる方と同様な原因からおこります。
雨の日というのは、気圧が下がります。気圧が下がると、頭蓋骨の中の神経や血管が圧迫されることから、痛みや不調がでてきます。
気圧の影響で何が起こっている!?
気圧が下がると、脳の血管が拡張します。頭は頭蓋骨に囲まれているので、その内部の圧力があがります。
すると、脳の外側にある三叉神経が興奮して、痛み物質が放出されます。
その痛み物質に反応して、さらに血管が拡張します。
こういった悪循環が起こることで痛みが酷くなっていくと言われています。
それは気圧の変化による頭痛は片頭痛が起きる仕組みと似ているから。血管が収縮・拡張することによって周囲にある神経を刺激し、それが痛みとなって表れるのです。
気圧の変化で頭痛がおこったときはどうしたらいいの?
気圧の変化は避けることができません。ですから、自分で調整できることをしていきましょう。
①痛みの部分を冷やす
痛みは炎症なので、熱をもっています。冷やすことで対処しましょう。
②大きな音・強い光などの刺激物を避ける
脳が興奮しないようにしましょう。
③生活リズムを整え、質の高い睡眠を目指す
副交感神経を働かせ、リラックスしましょう。
④ストレスをためない
交感神経を刺激しないようにしましょう。
不調やだるさも同様におこりがちですが、②③④の対策は同様に効果的です。
頭以外の部分は、温めて血行をよくしましょう。体をあたためることは、頭蓋の内圧を下げることにもつながります。
交通事故にあった時に注意したいこと
交通事故からしばらく経って、症状が大分改善して通院をやめるのはもちろんOKです。でも、梅雨の時期や寒い時期など、天候や気温の変化が大きいときは、注意が必要です。
いったん治療をやめてしまうと、あとで症状がぶり返してしまったときに治療の再開ができなくなり、交通事故とは関係ないので賠償をしてもらえないことになります。
交通事故の治療の中止は、症状の軽快とともに、時期も目安にいれておくことをお勧めします。
通院間隔をあけて様子をみるなどして、大丈夫と判断してから中止にするようにしましょう。
きたの整骨院は、交通事故施術の実績多数。
お気軽にご相談ください。
くわしくはコチラ
「私は妊娠しづらい体だから・・」
そう決めつけてはいませんか?
赤ちゃん生まれました!
そう連絡してくれたのは、来院時に1歳のお子さんがいる2人目妊活の方(Mさん)でした。実はMさん、もともとは腰痛で来院。私が子宝整体をやっていることをお話すると、妊活の方でも通いたいな~とおっしゃったので、それなら一緒にやっちゃいましょう!と妊活も併せてスタートしました。
目次
1人めができにくかったからといって、2人もとは限らない
Mさんが妊活を気にしていたのは1人めを授かるのに時間がかかったから。おそらく2人めも時間かかるから早めに準備したいというのがMさんが妊活を意識した理由です。「私は妊娠しづらい体だから」と思い込んでいました。
「私は妊娠しづらい体だから・・」このマインドは、実は妊娠を遠ざけてしまう原因になります。マインドだけで妊娠できるなんて信じられないという方もいらっしゃるかもしれませんが、まずはここから変えていくことが大切です。
前向きに取り組むことで、身体は変化します
妊娠するためには、卵子が育つ排卵前3か月の体づくりが大事です。しっかりと栄養をとって育った卵子は、受精しやすく妊娠につながりやすいからです。
Mさんにもまずは3か月頑張ってみましょうと、食事や生活習慣を変えるようアドバイスしました。最初は妊娠に不安をもっていたMさんですが、とても素直な方だったで、私のアドバイスをすぐに実行されていったので、徐々に体調がよくなっていったのをご自身も感じられるようになり「妊娠できる気がしてきた」と言い始めました。
そして、通い始めて1か月くらいたって口にしたのが「もし仮に今、妊娠して流産しても今はまだ体ができていないからって思えるようになりました!」という言葉。これには私もびっくり!私がお話したことをここまでしっかり理解してくださったのねと嬉しくなりました。
「こんなこと考えるのはどうかと思うけど、まだ体の準備は整いきれていないってことなんですよね。ここに来るまでは、そんな風には考えたことなかったから自分でもびっくりです。」と。
この気持ちの変化はすごいですよね。
そんなやりとりから1か月もたたないうちにMさんは妊娠しました。
妊娠するために本気になれる自分に変えていきませんか?
『想像妊娠』は、実はとってもいいことです!
心が変われば体も変わってきます!脳は、無意識に自分をコントロールしています。「よし、今日は行けるぞ!」と思ったとき、思うようにことが運んだ経験ありませんか? マインドが違うと体も変わってきます。
マインドがなかなか変わらないのはいろいろな原因があります。
そのひとつが、妊娠できないでいる過去の経験。病院に行ってもダメ。サプリを飲んでもダメ。ヨガに行ってもダメ・・・。なにをやってもだめだったから、「私は妊娠できない」前提を自分に植え付けていることです。
できない前提で過ごしていると、行動しようとしてもできない言い訳やらない言い訳を探して行動に移せなくなったり、行動が中途半端になったりします。となると、体もうまく変わっていけないですよね。
だからその前提そのものを変えませんか?
私は妊娠できる!そう思って過ごしましょう!
「妊活はこんなことをやればいいんだ!」と気づいたとたん心が軽くなる人も多いです。「私は妊娠できる体に変えれるんだ」と思う方が、妊娠は近づきます。
実は、Mさんはしばらくしたら流産してしまいました。「今は体ができてなかったから流産したと思える」と言っていましたが、実際に流産に直面するとかなり落ち込んで連絡が途絶えてしまいました。
でも、それから1年後に赤ちゃんが生まれたという連絡がきました。
彼女の体は、しっかり妊娠できる体にかわってきていたということですよね。
彼女のように、妊娠できると思って行動することがとても大切です。どう行動したらいいかわからないときはいつでも相談にのります。
きたの整骨院の妊活サポートはこちら
きたの整骨院では、交通事故にあったときにすぐに相談していただけるよう、交通事故お守りのカードを渡しています。
薬剤師のお客様が、「交通事故でまだよくなってないのに、病院ではもうできることないって言われて保険がもう終わりになるっていう人いますよ。個人的には整体とかマッサージとかうければいいと思うんだけど、そうも言えないからそれはお辛いですね~っていってたんですが、整骨院にいくのもありなんですね!」とおっしゃっていました。
交通事故にあったら、まずきたの整骨院にご相談していただけると、いろいろな面でお力になることができます。
交通事故の保険は、整骨院でも利用できます。
実は交通事故に遭った時には整骨院でリハビリを受けることができるということを知らないで、病院だけで治療を終える方は、交通事故患者の6、7割とも言われています。
病院に通院されて、症状が回復して大丈夫な方はもちろんそれでいいです。でも、そうでなくて痛みや不調を諦めている方もいらっしゃるのが現状です。
きたの整骨院には、諦める前に相談してもらえて症状が緩和したケースもたくさんあります。
例えば、バイクで車にはねれて肩甲骨骨折をしたAさん。
彼は骨折によって背中と腕を長期間固定していたため、肩と腕の動きが悪くなっており、仕事や日常生活に支障がでていました。病院でのリハビリがなかったため、整骨院での施術を希望していましたがなかなか許可がおりず、やっと半年近くたって許可がおりました。数回の施術で腕の可動域(動かせる範囲)がかなり増え、数カ月で事故前と同じくらいに戻りました。
整骨院が保険を使って施術をするには、医師の許可が必要なケースがあります。
事故によるケガが骨折や脱臼だった場合は、必ず医師の許可をとらなければならないという法律があります。
Aさんは事故後2か月めくらいに当院に相談があり、その時医師の許可をとるようにお話しましたが、担当医の許可がなかなかおりず当院でのリハビリを始めるのに時間がかかってしまいました。しかし、骨折の痛みの緩和や可動域を広げる施術は事故直後からでも可能です。
骨折・脱臼以外の症状は、医師の許可がなくても本来は整骨院で施術をうけることは可能です。
ただし、交通事故後の診断や回復の経緯の診断は、病院で行ってもらう必要があります。
ですから、整骨院と併用して通える病院を探すのがおススメです。
交通事故にあったら、きたの整骨院にご相談ください
交通事故の後遺症は、薬や湿布だけでは治らないケースも多々あります。
きたの整骨院では、電気治療器や主義を使って施術をしていくことで、痛みや不調を緩和していくことで結果を出しています。
交通事故は一生のうちでもなかなか遭うものではないことから、どうしたらいいかわからないでいる人も多いのが現状です。
困った時には、交通事故対応の実績豊富なきたの整骨院にご相談ください。
きたの整骨院の交通事故施術について、詳しくはこちら
イスから急に立ち上がった時など、フラッととしてしまったという経験はありませんか?
これは、脳に送られる血流が一時的に不足してしまって貧血状態になっているからです。
もちろん、脳や神経に異常があったり血圧やストレスなどの影響で血流が悪くなっている場合も考えられます。めまいやふらつきが頻繁におこったり、たまにだけれど長期間おこっているなどという場合は、念のため脳神経外科などでしっかり検査しておくと安心です。
実のところ、検査をしても特に異常はみつからないというケースも多いのですが、当院で気になって検査を勧めたお客様が検査をしたら実際に脳に小さな動脈瘤があったというケースもあります。ですから、少しでも気になるようなら安心材料を得るためにという気持ちで検査を受けてみてください。
交通事故が原因で、めまいがおこることもあります!
めまいがおこる原因として、交通事故でのむち打ちもあげられます。
車を運転していて後ろから追突された場合などは、衝撃で頭が前にふられます。追突事故の首への衝撃はかなりのものです。衝撃によって首の神経や筋肉そのものを痛めてしまうこともありますが、筋肉は防御反応があるので衝撃をうけたときにはぎゅっと縮む性質があります。首がこれ以上前に行かないように防御する形です。そうなると首周りの筋肉が硬くなります。首回りが硬くなることで神経や血管が圧迫されてしまうと、身体のバランスを保っている三半規管に影響します。
三半規管に支障をきたすと、痛みだけでなくめまいやふらつきがおこります。
交通事故とめまいが関連性があることに気づかない人もいるので、ますはそういったことが起こりえるということを知っておくことが大事です。
めまいは、整骨院でも施術できるの?
めまいやふらつきは、自律神経を調整することで症状の軽減を望めます。
きたの整骨院では、自律神経の調整をするのに頭や首・肩回りの筋肉を和らげます。
手技や電療にて筋肉をゆるめ、血流を改善させていくことで、痛みやめまいなどの症状にアプローチしていきます。
ただし、事故直後など首が炎症を起こしているので、マッサージや強い電流ではかえって炎症をあおってしまいます。
ですから初期の頃は、首や炎症箇所を直接さわらず他の部分からアプローチして首まわりをゆるめます。
めまいやふらつきの時に自分でできることは?
前述のとおり、交通事故のむちうちによる症状であれば、交通事故直後はまずは冷やして炎症をとることを優先します。病院で痛み止めの入った例湿布を処方してもらうことをお勧めします。
炎症がおちついてきたら、温めたりストレッチをしましょう。
ゆっくりお風呂に浸かって、首周りの筋肉をほぐすのをお勧めします。
冷やす時期と温める時期については、時期を間違えるとかえって悪化させてしまいます。
自己判断せずに、まずはきたの整骨院にご相談ください。
交通事故の施術について、詳しくはこちら
パートナーの方は妊活には前向きですか?
最初のカウンセリングで、必ず確認するようにしています。
「はい」と答えられる方もいらっしゃいますが
「では、どんなところが?」と聞くと
病院に行くのも協力してくれるし・・・
ちゃんと排卵日には付き合ってくれるし・・・
もちろん、それも大切です。
でも、それだけで大丈夫でしょうか。
妊活は女性だけのものではありません.
ふたりでおこなっていくものです。
それなのに、女性が行うものと思われているケースがほとんどです。
ですから、よくよく聞いてみると、パートナーとそれほど詳しい話をしていないというケースも少なくありません。
妊活情報はいろいろあふれているので、「これが妊活にいい」というものは食品・サプリ・生活習慣・運動などいろいろありますが、女性と同じくらい知識をもっている男性は少ないのが現状です。
夫婦関係がうまくいっているほど、妊活はスムーズに進みます。
妊活には、夫婦間の関係が一番といっていいほど大事です。
でも、特にやさしいタイプの女性は、パートナーに遠慮して実は言いたいことが言えていないことが多いです。
・食事に気を使ってほしい
・お酒やたばこは控えてほしい
・夜はゲームはやめてほしい
・ちょっと家事を手伝ってほしい
・一緒に運動してほしい
・病院の様子をきいてほしい
妊活女性は、そういった思いをほとんどの方がひとりでかかえがちです。
妊活はふたりでやるものだし、いろいろなことをトータルで考えないと中途半端になってしまいます。
・タイミングをとるのに「今日だからね」になっていませんか?
・食事をするのに「これ、妊活にいいらしいよ」で終わっていませんか?
・携帯ゲームが好きなパートナーに「ゲーム、やりすぎだよ」と言い放っていませんか?
伝え方には配慮が必要です。
男性と女性は、理解の構造が違うと言われています。
だから、相手に臨んでいることをひとことでパートナーに伝えるだけでは不十分。
『どういう意図でそうしてほしいか』という背景まで詳しく伝え、パートナーにもそれを自分の言葉で言ってもらうなどして、本当にわかってもらえたかどうかを確認することも大事です。
タイミングをとるのは今日だからねだけでなく
女性のからだのしくみ
排卵がいつおこるのか
精子と卵子はどう出会うのか
精子と卵子が出会うためにはどんなことが必要なのか
ということまでパートナーに伝えましょう。
精子と卵子が出会って受精するのが、いかに奇跡的なことなのかイメージするのは大切です。
妊活に必要な食事がどんなもので、実際は何がたりなくて、何をとりすぎているのか
パートナーが自分でランチを選ぶときに注意してほしいことは伝えていますか?
食事が妊娠に与える影響は大きいです。
ゲームが好きなのを取り上げたいというわけではなくて、
ゲームのこんなところがよくないからこんなことに注意してやってほしいと話をしていますか?
電磁波の影響、自律神経に与える影響などを知ることで、赤ちゃんによくないと思えるかどうかで行動が変わります。
繰り返しになりますが、妊活はふたりでするものです。
まずはそこをパートナーにもわかってもらいましょう。
そして、どうして今、これが必要なのか
何が今ふたりに足りないのか
今の状況で自分で考えていることもっと伝えてみてください。
そして、より具体的に話してみてください。
自分のやっていること、やりたいことが、パートナーにしっくり受け入れられると気持ちも行動も変わります。
夫婦の関係の見直しが、妊娠への近道です。
メンタルは体の土台です。
メンタルが安定しないと体も安定しづらくなります。
だから、まずは夫婦間の気持ちを一緒にしてストレスを減らしましょう。
しっかり話して協力して妊活に取り組んでいきましょう!
きたの整骨院では、妊活をサポートしています。詳しくはこちら
交通事故といえば、『むち打ち』というイメージがありませんか?
実際、交通事故にあって当院にいらっしゃる方で一番多いのが首の痛み、いわゆる「むちうち」です。
首は可動域が広いですし、シートベルトで固定されているわけでもないので、事故で大きな衝撃を受けたときに影響をうけやすいところではあります。
首には大切な神経や血管が多く通っているので、事故直後は特にひどい症状で辛いとおっしゃる方は多いです。
ただ、もちろん首だけが負傷するとは限りません。
次に多い『腰痛』についても注意が必要です。
なぜ交通事故で腰を負傷するのか
交通事故は車という大きな物体がスピードを伴ってくるので外部からの衝撃はかなりなものです。この衝撃によって腰(腰椎)や骨盤が動いてしまって脊椎や骨盤が直接影響をうけてゆがんでしまうことが多いです。
でも、腰が影響を受けるのは直接の場合だけではありません。
足の負傷や腕や肩の痛みなど、他の負傷箇所の影響で腰痛になることがあります。
当院で事故後にいらしたお客様の例です。
その方は、かかとに大きなけがを負われました。
かかとが痛いとき、どんな歩き方になるか想像してみてください。
かかとで体を支えられず、反対側の足に体重をかけてふだんから歩くようになりますよね。
すると、身体をねじった状態で常に歩かざるを得なくなりますので、骨盤もゆがんでしまいますよね。
骨盤が歪むということは、当然腰にも負担がくるので腰を痛めてしまします。
肩や腕にけがをした場合でも同じようなことがおこります。
片手をかばってしまうと、もう片方の手でいろいろなことをする必要があります。
そうなると、一方にばかり力が入り筋肉の疲れ方もかわってきます。
すると、それを支える腰もバランスをくずしてしまうので腰に負担がかかってしまいます。
腰は体の中心にあるので、他からの影響を受けやすいところでもあります。
施術をしてその場の痛みをとることはできるのですが、びっこをひいた歩き方が続く限り、片手作業が続く限り腰回りは負担がかかり続けるので、痛みをとってもとってもまた新たな痛みがでてきてしまいます。
このような間接的な痛みは、事故直後でなくあとからじわじわとでてくる可能性もあるので、そこにも注意が必要です。
『事故以前から腰が痛かった』にも注意!
腰痛で注意していただきたいのが、「もともと腰痛があったから」というケース。
先ほど説明したように、腰も事故の影響を受けやすい部位です。
ですから、『もとから痛かった』のが『もっと痛くなった』ということも考えられます。
その場合もきちんと腰も診断をうけ、負傷部分に入れてしっかり治しておくことが必要です。
事故直後は腰の痛みは気にならなかったから・・といっても、あとからでてくることもあります。
腰は大丈夫と思って何もしないでおくと、痛みがじわじわと増してきて治すのに時間がかかってしまうということも考えられます。
腰痛が事故後に酷くなったのが事故の影響とみなされると事故の補償で治療することはできますが、事故が原因と気づかずにいた酷くなった痛みは自腹で治さなくてはいけない上、治すのに時間がかかってしまうということも考えられます。
交通事故にあった場合は、事故前と比べて痛いところ・違和感があるところはしっかりチェックしておき、少しでも痛くなったらすぐに病院で診察していただくことをおススメします。
きたの整骨院の交通事故サポートについて、詳しくはこちら
妊活さんは筋肉をつけましょう!
一見関係なさそうですが、妊活さんも筋肉をつけることはとても大切です!
その理由についてお話します。
筋肉は、エネルギーをつくります。
筋肉が必要な理由はのひとつは、代謝がよくなること。
子宮や卵巣に栄養を届けるためには、もちろん栄養自体(食べ物)も大事です。
でも、それがうまく子宮や卵巣に届かなかったらどうでしょう。
食べた物は、すべてが栄養として体にとり入れられるわけではありません。うまく吸収されずにでていったり、他のところで滞ってしまったりということもあります。卵子を育てるにしろ胎児を育てるにしろお母さんの栄養がいかに届けられるかというのが妊娠できるかに大きくかかわってきます。
栄養を体中に届けるのは血管です。としてその流れをよくすること、つまり代謝をよくすることが、栄養をからだに届けやすくすることにつながります。
筋肉がつくと筋ポンプの働きにより代謝がよくなります。代謝がよくなればそれだけ体が元気になる。そして子宮や卵巣も元気になる!
だから、筋肉をつけることは妊娠するためにはとても大切ですよね。
産前産後は重労働です!
妊娠すると、自分だけでなくお腹の中の赤ちゃんを支えることになります。
妊娠中の体重増加は人によって違うのですが、10㎏くらい増えることだって珍しくはありません。その重さを支えることも必要ですし、体型が変わることによるバランスの変化にも対応しなければなりません。
細かいことを言えば、子宮だって筋肉です。赤ちゃんを支える子宮の筋肉も大切。そして、赤ちゃんがしっかりお腹の中で育つまでは、骨盤底筋群が支えます。これも筋肉ですよね。赤ちゃんが育っていくにしたがって、ここの筋肉にもかなり負担がきます。
忘れてはいけないのが出産後。
お腹の中にいる時は自分のペースで動けても、自分から離れて独自のペースで動き出した赤ちゃんは今までのようにコントロールがききません。
赤ちゃんのペースにあわせてお世話をする育児は、とても体力が必要になってきます。子どもは日々成長して重くなりますが、ある程度の年齢まではおんぶに抱っこに大忙し。おっぱいをあげるのも、おむつを替えるのも、赤ちゃんを抱えて家事をするのも、楽な姿勢を常にとれるわけではありません。
だから、産前産後を乗り切るのにも体力、すなわち筋肉をつけておくことはとても大事なことです。
運動なんて嫌い!といっているあなた。毎日ハードな運動をする必要はありません。ちょっとずつでも筋肉を鍛えて、来るべき時に備えましょう。
具体的には何をしたらいいの? そう思ったらきたの整骨院にご相談ください。
事故とは直接関係ないんですけどね、今日は肘が痛くて・・・
事故からしばらくたって、事故直後に痛くなかったところが痛くなるケースもあります。
それは、本当に事故とは無関係の痛みなのでしょうか。
交通事故と関係があるかどうかは、自己判断しないで。
ここ何年かは気にならなかった肘が、ここ数日また痛くなってきているというケース。事故からはしばらくたっているし、事故とは無関係なのかなと思うかもしれませんね。
ここで注目していただきたいことは3点
①以前痛めたところがまた痛くなった
②事故のときにぶつけたりした覚えがない
③事故から数日たって痛くなった
正直なところ、それが事故と関係があると断定はできませんが、逆に関係がないとも言い難いです。
①事故にあったあと、以前痛めていたところがまた痛くなった。
テニスや野球などのスポーツをしていて、肘の関節を痛めたことがある。
ぶつけたり転倒して肘を強く打ったことがある。
といったところでしょうか。
以前の症状が軽いものなら影響がでることは少ないでしょうが、過去に酷く痛めたことがある場合だと、ちょっとした刺激でまた痛めてしまうことはよくあります。一度弱くなったところは、少しの刺激でも崩れやすくなっています。
②事故のとき痛めた覚えがないが、痛くなった。
本人が肘をどこかにぶつけ覚えがないとしても、車の運転中に追突した・された場合手はハンドルを握っています。追突は急激に大きな衝撃をうけので、肩・肘・手首にはハンドルから衝撃が伝わるので、その時の衝撃がそれぞれの関節のじん帯や神経・筋肉を損傷することは考えられます。ハンドルからでなくても、ぶつかった衝撃で手をつくとか肩をぶつけるちいうこともあります。その場合も、肘ぶ衝撃が伝わって痛みが発症するということは考えられます。
③事故から数日たっての痛くなった。
交通事故の直後は、神経が興奮状態になるせいもあり、本来の痛みに気づかないことがあります。ここが普通のケガとは大きく違うところです。
痛みは、3日~1週間後にでてくることもあるし、徐々に酷くなっていくことも多いです。
肘や手首は、日常生活で使わないことはまずありません。使うことで痛めたところにさらに負担をかけてしまい、治るどころか悪化させてしまうこともありえます。そうなると、炎症がひどくなり、治るまでに時間がかかってしまうこともあり得ます。
痛みと交通事故の関係は、自己判断でなく病院で診断を!
きたの整骨院では、お客様に事故後に事故前と違う症状がでたら、事故が原因であることを疑って!とお話しています。
そして大事なのは、気になったらすぐに病院に行って診断をしてもらうことです。
交通事故との関連性を診断できるのは、一週間以内と言われています。事故直後には痛くなくても、あとから痛くなったところも診断をうけましょう。
病院で「事故による痛み」と診断してもらえないと、事故による痛みであったとしても保険で治療ができなくなってしまいます。
一週間以上たってしまうと、その痛みが事故によるものなのか日常生活によるものなのか判断がつかないため、事故の痛みとして認定してもらえません。
ちょっと気になるけど様子をみてから相談しよう・・・では間に合わないのです。
事故による痛みと診断されない場合は、痛みを伴う生活をしないといけない上に、その治療費も自分で支払うことになります。それって嫌ですよね。
ですから事故後に起こった痛みは、早めに病院に行ってその部位の事故の証明書を書いてもらいましょう。
交通事故の手続きは、しっかり知っていると知らないとで大きく違います。
きたの整骨院では、最初にご来院された際に詳しくお伝えしています。
交通事故直後に知っておきたいことは、こちらをご覧ください。
不妊治療・妊活を考えるのであればまずは基礎体温をつけることをおススメします。
毎朝、起きたときに体温をはかるって面倒だし
病院でも基礎体温測れなんていわれませんでしたよ!
先日いらした妊活さんにそう言われたのですが、実は基礎体温はとても大事です。
基礎体温は、アプリで管理!
私が妊活をしていた30年前は、婦人科体温計は体温の計測だけでした。
体温を測って、紙に記録して・・・。ホント面倒。
今は便利になりましたね。
測るだけでデータが記録され、スマホやパソコンに転送できるものもあります。
当院にいらっしゃる妊活さんも、アプリで計測したものを見せてくださっています。
起きる時間が不規則だったり、目が覚めてすぐに測れなかったりすると正確に状態がよみとれなくなってしまいますが、まずは始めてみましょう。
不妊治療は、だれがやるの?
基礎体温を測って何ががわかるの?
そう思われたあなたは、不妊治療をまだ始めていない、もしくはドクターにお任せという感じではないでしょうか。
基礎体温は、
・排卵日を知るためのもの
・妊娠したかどうかを判断するためのもの
というだけではありません。
ホルモンバランスをみるのに大切な指標のひとつです。
生理周期や体温の変化をみることで
・卵が育つ温度に体温が保たれているのか
・子宮が卵を着床させる準備を整えやすくなっているのか
・からだの状態がかわってきたのか
などを知ることができます。
病院では、検査によるホルモン値や画像診断などによってからだの状態を判断します。
ですから、わざわざ基礎体温なんて測らなくてもいいですよとおっしゃるお医者さんも多いです。
私たちのようなセラピスト・整体師はからだの状態を知る指標のひとつとして基礎体温を利用します。
基礎体温からみえてくることも、いろいろあるからです。
基礎体温は、自分でも毎日みることができるので、自分の体を知る指標になります。
妊活を自分のこととしてとらえるには、自分で自分の体を知ることって大切ですよね。
人任せにしていて、妊娠を遠ざけていませんか?
実際、妊活を『自分事』としてとらえて人任せにしないことが、妊娠への近道にもなります。
基礎体温は、どのように利用するの?
理想的な基礎体温のグラフはご存知ですか?
あなたの基礎体温のグラフと、どこが違っていますか?
理想的な基礎体温を描いている方は、妊娠しやすい身体です。
生理周期が乱れていたり、長すぎたり短すぎたりしているなら、
まずはその理由を考えて適正な周期になるように対策をとることができます。
体温がガタガタなのは・・・
体温が低すぎているときは・・・
高温期と低温期の差が少ないときは・・・
それぞれに理由があり、その理由が妊娠を妨げているとしたら、
その対策をとるのが妊娠への近道になりますよね。
ですから、基礎体温は妊娠しやすいからだに近づけるための材料としてとても有効です。
『妊娠するのにいいと言われるこことをかたっぱしからやってみる』というのも、もちろん悪いことではありません。
でも、妊娠しにくくなっている原因をしっかり踏まえて対策をとることが、着実にゴールに向かって取り組むことが大切だと考えています。
生理の状態も、妊娠しやすい体を知る目安
基礎体温に加えて、生理の状態もからだの状態を知る目安の一つです。
・生理痛はひどくありませんか?
・PMSの症状がでていませんか?
・生理の期間が長すぎたり短すぎたりしていませんか?
・経血は、どろっとしていたり、どす黒くなっていませんか?
こういった生理の状態から、その状態がどうしておこっているのか原因を探り、その問題にじっくり取り組むことが大切です。
まずは『自分のからだの状態を知る』ことから、妊活を始めてみませんか?